Dillinger Escape Plan in EXTREME THE DOJO

4月のライブレビューを今書いちゃってる訳だが、その間にニューアルバムがでちゃったよ。視聴したけど相変わらず狂人集団ぶりは健在だが、ちょっと聴きやすくなったかな?なんかちゃんとメロディとか歌ってるぞ。これ買っちゃいそうだ。

DOJOでの彼ら。初めて見た感想は、衝撃。あっけにとられた。
他のバンドでは曲目とか書いたけどDEPでそれをやっても意味がないと思った。
何というか、バンドというよりも曲芸集団?だった。長いSEの静寂さを切り裂く一発目の入魂の音隗は本当に衝撃だった。

しかも動きがすごい、というより無茶苦茶、壊れた人。Voがブンブン振り回すマイクと、辺り構わず振り回すギターの尖ったネックがお互い致命的な接触をしないかどうかが気になって終始ハラハラだった(笑)

アルバムではインテリジェントな雰囲気を大いに醸し出すけど、ライブではインテリは5%位で残り95%はブルータリティorキ○ガイって感じ。インテリジェントといえば昔見たHELMETのペイジ・ハミルトンは爆音の中、十分に知的な雰囲気が漂っていたなあ。

DEP、、やはり演奏力はもの凄い。
ただ新しいVocalはちょっと期待はずれ。絶叫系バンドも多くなった昨今ではアベレージレベルか。結構パットン参加のEP曲をやったんだが、再現性悪し。パットンのボイステクニックに及ばず、残念。
客は大喜び組と、あっけにとられた組に分かれていたようだ。KillsとAnthrax目当ての人たちが多いこの時間帯、特にAnthrax目当ての中年層(?)はぽかーんと突っ立っている人が目立った。でもポカーンとするのもわかる。よく知ってる曲ばかり何だけど、複雑すぎるから首ふれる訳でなく、とすればポカーンと曲芸観戦となるのだ。

予想外にMCは多かった、harvest of sollow!!と叫び、お!メタリカ?と思ったら全然違う曲。彼ら流のギャグ?

あっという間の40分だったが結構疲れたわ。