さよならハード機器

10年ほど前はハードのMIDI機器でカチカチと打ち込む毎日だったが、
最近ではもうほとんど触らない。シーケンサーなんてライブをしなくなってから全然触れてない。
今はもちろんPCベースの、所謂DTM
PCはあまりにも便利でアイデアさえ浮かべば作業もガシガシ進むのだ、
しかし、ハードに比べると充実感が少ないというか、『出来た!!』という感動が薄い気がする。
というのはハードベースの打ち込みだと、今なら30分で出来るシーケンスが当時は半日以上かけてやっていたからだ。アンドゥなんて出来ないから保存を忘れれば破壊的編集だし、途中で消えちゃうこともざらだった。さすがに便利さを知った今では戻ることが出来ないが、あれはあれで良かった。

で、この度サンプラーシーケンサーをオークションに出すことにしたのだ。
理由は部屋が狭いからなのだが。。

しかしながらハードベースの作業感覚は今でも好きなので、DTMといえどもアナログサンプリングを今後も欠かさないのだ。全然曲をアップしないが、作業はほぼ毎日やっているのであった。