複雑よのう

ここ最近はDEPSikThヘビーローテーションだ。
どちらも複雑展開テクニカルバンドだが、DEPはシリアスで孤高な雰囲気を醸しだし、一方のSikThはポップで、キャッチーですらある。リフも歌メロも歌えちゃうもんな。
昔、ジョンゾーンがNAKEDCITYかPAINKILLERをやっていた頃に、グラインドコアなんかは強度が高い魅力的な音だが複雑さが足りない、みたいなことを言っていたのを思い出したが、こういったバンドは正にそういったコンセプトかも。

でもこういうバンドの日本盤が出て来日して、っていう流れは素直に嬉しい。十分メジャーになったというか、ヘヴィミュージックが認知されて、音楽の懐が成熟した証拠じゃないか。今回のDOJOで競演するANTHRAXだって昔はスラッシュ四天王とか言われて(ダサい表現。。)、当時だったら随分尖った音楽に感じたもんな。

とはいえDEPSikThはとてもとても演奏が難しい。昔のバンドみたいにコピーバンドやろうぜ、って感じじゃない。DEEP PURPLEのコピーからギターを始めた俺には少なくとも全然無理だ(涙)